エアクールドマネージメント・空冷最適化
Si R&Dの空冷最適化技術は、室温空冷と強制的なエアフローを組み合わせたシンプル&スマートな省エネ手法です。密閉ラックの安全運用からサーバ室全体の空冷最適化まで幅広くご活用いただけます。
■密閉ラックの安全運用
エスアイ静音ラックでの手法では、密閉による遮音効果を狙いますので、十分な放熱を行なうことが必須条件となります。強制的なエアフローと吸排気通路の遮蔽構造を採用して、サーバには常に大量の外気(室温)が供給されますので最低温度でのマシン運用が実現します。標準的なサーバ運用と比較しても冷却力のアドバンテージは高く、室温への影響は最小限となります。
◆汎用サーバラックの問題点
・前後に装着されたパンチング扉により放熱が妨げられる
・排気のループが発生
↓
・熱溜り
・不要な発熱、さらに温度上昇
・ファンの回転上昇→寿命短縮
↓
・室温上昇
・電力消費
◆最適化・オプティマイズドエアフロー
・強制空冷によりサーバへ空気を押し込む+吸い出す
・排気のループ防止、遮蔽板の必須取付
↓
・最低温度での運用
・不要発熱の防止→寿命延長
↓
・室温への影響は最小限
・エアコン軽減→省エネ、電力削減
■エアクールド手法
このようにマシンへの冷却最適化を行なえば、従来のシステムを運用しながら十分な省エネ対策が可能であり、マシンの買い替えや大規模な移設を行なわなくても、電力削減要求に合致した運用を実現することが可能です。静音化の要求がない場合ではさらにコストに有利な手法で冷却効率を向上させることが出来ます。お客様のマシン規模に応じた方法をご提案いたしますので是非ご相談ください。
エアクールドマネジメント
◆室温空冷を利用した効率の良いサーバ冷却手法
◆お客さまごとに個別対応、問題点の調査と最適な解決方法のご提案、提供
■排熱対策キット
既存ラックの排熱を吸い出し、遠方へ排出する「施工部品キット」
排熱延長キット EXEX-6U-H
■既存システムの最適活用
Si R&Dの技術サービスは、出来るかぎり既存システムを活用する「効率アップ」手法です。エアコン増設やマシン、ラックのリプレイスには出費せず、スマートな冷却効率化のみを徹底します。画一的な製品を一方的に押し付けるのではなく、お客様それぞれの条件に応じて最も実効性が高いと考えられる方法を個別に施工します。
◆ご提案例:天井裏を利用したアイルマネジメント
・アイル遮蔽工事
・排気ファンユニット(最適風量)
・リターン開口部施工
・エアコン送出ダクト
・ラック内部遮蔽施工
排熱の回り込みを排除して効率化。通常時のエアコン電力の大幅削減と各マシンへの均等な冷却、非常時には外気導入へ切替が可能なシンプル手法のエアフロー最適化。
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■サーバ室の最適運用
放熱と騒音の諸問題について様々な解決手法を用意しています。Si R&Dの活動は研究開発を主軸とし、実効性の高いサーバ運用の「方法」を提供しています。けっして商品の販売が主目的ではなく、目的の達成、結果の提供を重視しています。
エスアイのエアクールドマネジメントはお客様の既存システムを最大限活用する技術サービスです。売り手からの一方的な製品提供ではありませんので、固定された形状「定価の付いたカタログ商品」ではありません。十分なお打ち合わせと調査を行ないそれぞれのお客さまに最も適した対処方法をご提案することで最大の目的達成を提供します。是非ご相談ください。
Si R&Dご相談窓口 →お問い合わせ
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